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2010年02月09日

異様に豪華な執筆陣!ゲーマーでなくともこれは要注目! 1巻目の「スペランカー アンソロジーコミック」


スペランカー アンソロジーコミック

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◇◇◇
マニアック度:■■■■□
 

「ちょっとした段差で死ぬ」「コウモリのフンで死ぬ」という虚弱な主人公で有名なレトロゲーム、スペランカー。
このスペランカーを題材に、16人の漫画家がそれぞれにショート作を寄せた1冊。
良い意味で統一感の無い、執筆陣のコアなチョイスが目を引くところ。
スペランカー知ってる知らないに関わらずチェックはしておきたい作品。

 
とりあえず掲載作家は、
田丸浩史、花見沢Q太郎、秋★枝、押切蓮介、雑君保プ、道満晴明、高野うい、刻田門大、久松ゆのみ、などなど
といったところでして、名前を見て「えっ」と二度見しちゃような方もちらほら。
どんな作品が飛び出すのか予想もつかないラインナップなのがいいですな。

しかし、スペランカーというゲーム自体古いソフトということもあり、アンソロのテーマとするには内容が物足りないのも事実でして。
洞窟を探検して財宝を見つける、という目的のみのストーリーに、「弱い」というくらいの個性しかない主人公。武器や回復アイテムなどのいくつかの小道具に、他はキャラといっても幽霊やコウモリなどの敵キャラがいるくらい。
こんなシンプルな昔のゲームをどう膨らませ、それぞれに漫画として描いてくれるのか。
そしてなんつっても、原作ゲームを出したアイレム自体が、インパクト抜群の「スペランカー先生」なる作品を半ばオフィシャルに漫画として登場させているわけで。
意外にこのアンソロ企画、かなり書き手の力量が問われるのかも、と思ったり。しかし逆に設定があまり無い分、いろいろと話を広げやすいのもあったりするのでしょうが。

基本的にはショートギャグ中心ですが、ラブコメ有り萌え有りと「そうくるか」というアプローチの作品もあったりでして。このバラエティ豊かさはなかなか楽しい。
個人的には、まさかコウモリにときめかされるとは思わなかった秋★枝の話が好き。
とりあえずお気に入りの作家がこの企画に参加しているというだけでも、充分買うきっかけとはなりそう。
(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2010年02月09日 23:28

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